垢抜けたい主婦、美容院へ行く
うむ、ついにこの日がきた。
久しぶりの美容院や!!
ってことで、息子を旦那に託し、いざ電車で都会へ!
三連休の中日とあって観光客がすごいですな。
昨日は、まだ会ったこともない美容師だけど、己の野暮ったさから救ってくれる師に会いに行くつもりでいる。って言ったけど。
やっぱり心のどこかでおっしゃれーであろう美容師とデュエルしに行く気持ちでもいたんですわ。
J>>俺のターン! 野暮ったいのは子育てに忙しいから!←大嘘 外見に気をつかっている暇など主婦にはないのです!専業主婦バカにすんなよーオラーオラオラー! 『髪は常にひとつ結びの堕天使』を召還してターンエンド。
BIYOUSI>>おしゃれモンスター、BIYOUSIのターン! そうですかお客さまーーーーー!今日はどの様なスタイルをご希望でー!? 『なんのはなしをしようかな?とりあえず旦那への愚痴でも聞いてあげて外見のダサさには触れないでおくことにする目を閉じたマジシャン』を召還してターンエンド。
的な感じで。
でもさー、いろいろあって、やっぱりすべてをさらけ出そうって美容院着いた時点で思ったわけ。
いろいろっていうのはさー、わたし間違って系列店に行っちゃって.....5分程遅れてしまったのです。方向音痴だから迷うのを想定してだいぶ早めに家を出たのに...結果遅刻するという(悲)間違って行ったお店の方から連絡いれてもらったのでただの遅刻客にならなくてすんだのだけど。
予約したお店に土下座する勢いで入ったら、おっしゃーな美容師たちが笑顔で迎えてくれて、、、
戦闘意欲をなくした外見ちょいダサ奥さん。
っつーことで、髪のオーダーは、、、
美容師さん、あなたにおまかせ!で!
ちょっと困ってたけど←
結果いい感じに染めてくれて、いい感じにカットしてくれたよ^^
毛量の多さと、一見直毛だけど中身はかなりのくせ毛(え、性格?)なのには驚かれたけど、スタイリングの仕方も丁寧に教えてくれました。
わたしみたいな髪質(毛量多め、太い、くせ毛)で普段からヘアアレンジとかしない・できない人はストレートヘアアイロンを一台持っておくと便利だよって。
売りつけられる!って恐怖を感じる隙もなく、「今はネットで安くていいのが売ってるからチェックするといいかもです~」ってはんなり言ってくれました。
早速ポチっ☆
おしゃれモンスターに言われるがままな、なんとしてでも垢抜けたい女。
仕上がりは重めのボブでカラーは暗め。伸ばしっぱなしで無駄に明るいカラメル多すぎるプリン頭から脱却しました。
まぁ正直ね、大人になったちびまる子ちゃんかなー?って5人に2人くらい思いそうな感じになったっちゃーなった(笑)
でもでもまだまだこれからよ!
わたしだって垢抜けた女が一日で、しかもたった一万円で仕上がるなんて思っていないのである。何事もチャレンジ!
ヘアアイロンが届いたら毎日くせ毛を伸ばす訓練から始めるのだ☆
ところでさ、今回わたし、おっしゃーな美容師たち以外に敵を見つけたんや。 敵って.....
なんとノーマークだった、お客様ーーーーー!!!!
お客様ー!の質がいい。
質っていうと語弊があるけど、とにかくみなさんその辺の美容師たちよりおしゃれな雰囲気がダダ漏れていたのです。
身に着けてるものが、誰もが知るハイブランドのものってわけじゃないんだけど、絶対こだわって選んでる感。
年齢はみなさんわたしよりもお高め。40代~60代ってところかな。
順番待ちの40代のおじさんが伊達眼鏡してたりね。
わたしの周りに伊達眼鏡して、しこなしちゃってるおじさん一人もいないから。
右隣の女性はたぶんキャリアウーマン。台湾の情勢について語っていた。仕事で行く機会が多いみたい。それを聞く若手美容師の男は、政治的な知識こそないけれど、旅行で行ったときの印象とかを楽しそうにお話しして台湾キャリの女性と渡り歩いてましたん。感心。←誰や
左隣のなんとも上品そうな(姿を見たいけど見れなかった)女性は、子供にかける教育費について熱弁。かなり勉強面の教育に力を入れてるみたいで、塾選びのポイントとかを子育て中の美容師に教えっとったわ。お兄ちゃんは東大理3?を留年中で、下の子はこの度幼稚園のお受験をする?した?そうです。(どうでもいいけど、お子さんの年の差!いろいろ余裕があれば、思いっきり離すのもアリだね!)
二人とも美容師との会話の中でわたしにとっては名言を残してくれていて
台湾ブルゾン
「女は自分が一番いい時の髪型やメイクをいつまでもしてしまう。片山さつきなんていい例。あの年であれはないわよね。変えていかなくちゃだめ」
教育ママ
「津波なんかの災害で家や財産は流されちゃうけど、ここ(頭)の中に入っているものは流されたりしないから」
お二人の話を聞いていて、久しぶりに脳みそが動いた気がした。
上の書き方で誤解が生まれそうだけど、
台湾ブルゾンは同じ女としてかっこよくて憧れるし、
主婦が他人を教育ママって書くと、なんか上から見てんのか下から見てんのかわかんない感じになっちゃうけど、このママに関しては子どもへの深い愛情を感じたのです。
みんなみんなわたしにいい刺激をくれました。
とってもいい時間だった。髪にとっても、脳みそにとっても。
その後地下鉄に乗るのに地上で30分も迷子になるなんて思っていなかったじゅんこ。
その辺に乗り口はたくさんあるのに、どれが乗り継ぎなしでわが家の最寄り駅に着くのかがさっぱりわからない。
こんなに人がいるのに誰にも道を聞けない。
だってみんな観光客。
いいのいいの、大丈夫大丈夫。今日中には帰れる!って半泣きになりながら帰路についた。
とりあえずさー、早くヘアアイロンこないかな?
まずは朝起きて髪を整えるような奥さんになりたいの。
旦那が起きてくる前に身支度が終わっているような奥さんになりたい。
今?言いたくない。
わたしこの世で一番好きな人に醜態をさらしている。
泣く!泣く!泣けるーーーーー!
わたし今日の美容院で、自分が場違いな感じがしたの。 きっとそんなことないんだろうけど(だってクーポン使ったとはいえ、カット・カラー・トリートメントで1万ちょいって特にお高いサロンではないよね?なんなら見た目に反してリーズナブルな方かと) どうしてそんな風に思っちゃったかというと…やっぱり自信がないんだと思う。 外見や内面に。 なんでもかんでも子育てのせいにはしたくないけど。
やっぱりねー、どうにもこうにも、、閉鎖的なんですよ子育て中は。 極端な家ラブ引きこもりのわたしだけかもしれないけどね! わたしはすべてにおいて止まっちゃってるような感覚かな。 子を育てるしあわせを語り出したらキリがないけど それとこれとは別。別っていうか、別にしたい。 これというのは、自分のこと。自分にかける時間とかお金とか、自分の自分への関心とか。自分自分自分。笑
子育て中だって、たまには自分のことばっかり考えたって良いのだ。
彼(子供)との付き合いはこれからもずっと長い。
お互い楽しくいこーぜ!
なかなか書きたいことが、そのまま文章にならないなぁ。
でもこれだって慣れ。ダサい奥さんからの脱却だって慣れの積み重ねや!
えいえいおー!←